ハムスター飼育 PR

【これで納得&安心】ジャンガリアンハムスターがケージをかむのをやめる対策

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

ハムスターの中でも小さな種類のジャンガリアンハムスター。
お迎えしてもう少しで1年を迎えます。

yoyo
yoyo
メスのうみちゃん。おてんば娘です。

小学生の息子が「飼いたい。」と言って
親子で試行錯誤しながらお世話をしてきました。

お世話したときに困ったこと、それは
「木製のケージを噛むこと」でした。

嚙むことはげっ歯類のジャンガリアンハムスターは当たり前のことですが
ケージを噛まれるといろいろ問題が出てきます。

今回は「ケージを噛む」のをやめるようにするための対策
お世話した体験を通してお伝えします。

 

ジャンガリアンハムスターは「げっ歯類動物」だから
「かじる」のは本能

ジャンガリアンハムスターはげっ歯類の動物。

前歯は一生伸び続けるので
硬いものをかじって削ることをしなければなりません。

でもかじるものも金網やプラスチックなどの
人工的で硬いものは逆に歯を痛めてしまうので
ケージを噛むことはやめさせた方がいいんです。

なぜかじるのか?ジャンガリアンハムスターが
ケージをかむ理由

ハムスターゲージ1

夜中に響く「ガリガリ・・・ガリガリ・・・」

夜中の静まりかえった部屋に響くかじる音って
けっこう響いて気になります。

かじるための「かじり木」を入れててもかじってくれない。

では何でわざわざケージをかじるんでしょうか?

ハムスターがケージをかむ理由

  1. ケージの外にでたい
  2. ストレスを感じている
  3. かまってほしい
  4. お腹すいた

このような理由が当てはまるようです。
1つずつみていきましょう。

ケージの外にでたい

ハムスターさんぽ

一度へやさんぽしたハムスターは記憶が残っているようで。
お外に出て自分の縄張りをパトロールしたい行動にでるようです。

日頃から散歩している回数が多いハムスターは
たびたび出たがるようです。

逆にケージの中にしかいることのできない
部屋さんぽをしたことのないハムスターは
逆にお外に出たくてかじるようです。

もともと野生のハムスターはエサを求めて長距離を走るので
回し車だけでは物足りないことも。

人間に置き換えて考えても同じことで
部屋の中ばかりずっといるのは気分が滅入ってしまいます。

広いところを思いっきり走ることができればうれしいことでしょう。

ストレスを感じている

ハムスターの基本的な性格はビビり屋さん。
ハムスターは補食される側なのでいつも警戒心が強い動物です。

大きな音がしたら耳をピンと立てて警戒したり
ビクッとなったり
ささいなことでもビクビクして過ごしてます。

ハムスターのストレスの原因

  • ケージが狭い
  • 運動不足
  • 音がうるさい
  • 室温が快適な温度ではない
  • ケージが汚れている
  • 明るすぎる
  • 飼い主がお世話しすぎ
  • 臭いがある

かまってほしい

ハムスター3


人なつっこいハムスターに見られることですね。
飼い主さんともっと一緒にいたいとお願いされるなんて
うらやましい限り。

ケージをかむと飼い主さんがよってきてくれると理解したら
ますますかじってしまいますね。

お腹がすいた

「お腹すいたからエサちょうだいよ。」ってアピールしてる場合も。

気をまぎらわすためにおやつを口の近くにもっていくと
必ずパクっと食べます。これもケージをかむとおやつくれると
理解したらかじられる場合が多くなります。

yoyo
yoyo
何度もしてるうちに太った気もします。反省です。

ケージをかむのを放置すると危ない

我が家のケージはお手製の木製ケージです。
ガジガジかじられて、気づけば何度も小さな隙間から脱走してたので
とても困ってました。

既製品のケージだったら脱走の心配はそこまでありませんね。

でもハムスターがケージをかじることを放置すると、とても危ないんです。

ケージをかむことを放置すると危ない理由

  1. 口が傷つく
  2. 寿命が短くなる

口が傷つく

木をかじるぐらいなら問題ありませんが、金鋼などの硬いものをかじると
歯が曲がってしまったり、老化や歯肉炎などになってしまい
嚙み合わせが悪い状態になります。

これを「不正咬合」と言います。
こうなったら動物病院で歯を削ったり切ってもらうようになります。

寿命が短くなる

ハムスターの寿命は短く、2~3年と言われています。

日頃から我慢ばかりで、自分の要求が通らない状態でストレスをため込むと
いずれ寿命にも関わってくるでしょう。実際にお迎えして環境に合わない
ハムスターは突然亡くなってしまうこともあります。

ジャンガリアンハムスターにケージをかませない対策

ハムスター3

「ケージの外にでたい」「かまってほしい」「お腹すいた」などの要求なら
すぐにでもできますね。最初は何をしてほしいか分からない場合も。

でもお世話をすればするほど
ハムスターのことが分かってくるので少しずつやっていきましょう。

1番はストレスをためないようにしてあげなけでばなりません。

砂風呂を用意してあげる

ハムスターのケージには砂風呂ありますか?

お迎えしたばかりだったらないかもしれませんが
ケージに慣れてきたら用意してあげましょう。

砂風呂はハムスターにとってうれしいことばかり。

砂風呂のいいところ

  • お風呂がわり
  • ノミ・ダニの対策
  • 皮膚病対策
  • 爪の伸びすぎ防止
  • ストレス発散

小さいスペースに砂を入れてあげるだけで
健康で過ごすためのメリットがたくさん。

我が家のジャンガリアンハムスターはごはんを食べた後
必ず砂風呂に入ってぽーっとゆっくり過ごしてる姿をよく見ます。

yoyo
yoyo
トイレと砂風呂を間違えて、砂風呂にうんこがあります。
それでも今では砂風呂はアイテムです。

 

by カエレバ

 

 

by カエレバ

 

  • 砂風呂はハムスターの種類によって大きさが違うので注意しましょう。
  • 砂浴びを大胆にした時は、まわりの床が砂だらけになります。
    砂風呂の下には新聞紙をひいておくと、お掃除が少し楽になります。

運動量を増やしてあげる

ハムスター散歩

へやさんぽをさせる

野生のハムスターはエサを求めて何キロも走る動物。
回し車で遊んでたとしても運動量が足りてないことも考えられます。

そんな時は「へやさんぽ」をさせてみましょう。

でも始めから「へやさんぽ」と言って、部屋にハムスターをいきなり離すと
隙間から脱走したりと危ないことも。

初心者にとって便利なアイテムがあります。

by カエレバ

 

このへやんぽサークルは小さい時期のハムスターなら楽しくさんぽしてくれます。
我が家のジャンガリアンハムスターは、もうこのぐらいの広さは
納得してくれなくなりました。

へやさんぽにもいいし、ケージの掃除にも活躍してくれるアイテムです。

ケージを広くする

なかなか既成品のケージを使ってるなら難しいかもしれません。
「広く」するのが難しいなら、「もっと大きなケージ」に変えるの
1つの方法ではあります。

我が家は木製のケージで、小学生の息子から

子供
子供
もっとケージを広くして、床材ふかふかにして
もぐる穴を作ってあげたい!

とリクエストされたので少し前に作ってもらいました。

最初はなかなか新しい場所には行かなかったけど
パトロールする場所が広い分、運動量も増えてそうです。

ケージの中が快適なのか確認する

ハムスターゲージ

ハムスターはきれい好きな動物。

  • 床材を変えてみる
  • ケージを掃除する
  • ケージの室内温度は快適か

ケージの中が居心地が悪いと落ち着いて暮らせません。
様子をみながら変えてあげましょう。

床材を変えてみる

ハムスター1


ハムスターにとってどんな床材がいいのか
最初は分からなかったけど、
触り心地や掃除のしやすさなどみて
いろいろ試した結果がこれです。

 

by カエレバ

 

床材を試して一番のお気に入りです。
値段が他のと比べて少し高くなりますが、ふわふわ感が気持ちいい。
白色の床材なので、おしっこしたり汚れたらすぐにわかるので
初心者の方にはとてもおすすめです。

 

by カエレバ

 

「柔ごこち」の次によく使っている床材です。
やわらかさは負けますが、それなりにふわふわです。
床材をたくさん使う時に使っています。

床材を最適なのを選んであげることもいいですが
ケージの中でも床材を厚く盛る場所を作ってあげましょう。

「掘る」「もぐる」ことをするハムスターなので
床材を薄く敷くだけでは物足りないかも。

ケージの掃除をこまめにする

トイレや砂風呂の近くの床は砂がこぼれてたりします。
床材の底はうんこがたまってたり、
以外とトイレでおしっこをしないハムスターのケージは
臭いがこもっている場合も。

こまめに掃除してあげて、常にきれいな状態を心がけてください。

床材を交換する時は、前に使っていた自分のにおいが残ってる床材を
少しとっておいて、きれいになった床材に混ぜてあげて下さい。

自分のにおいがある分、スムーズに新しい環境になじみやすくなります。



ケージの室温温度は快適か

暑さ寒さに弱いハムスターは
常に室温の管理をしてあげなくてはなりません。

ケージに温度計はありますか?
ケージの設置場所は明るすぎではないですか?

設置場所を少し変えるだけでも快適さが変わります。
もう一度今の場所よりいいところがないか調べてみましょう。

yoyo
yoyo
季節によってケージの設置場所を変えるのもありかも。
我が家は何度もケージは移動してます。

かじるための道具やエサを用意しよう

チムチムチップスかじる

ケージではなく、かじってもいい別のものを用意してあげましょう。
よくかじるための「かじり木」や「おもちゃ」がいろいろとありますが

我が家のジャンガリアンハムスターは全くかじってくれませんでした。
初めのうちだけですね、興味もってくれるのは。

好き嫌いはあるようなので、買ってあげてみないと分からないようです。

そこでおすすめなのが硬いタイプの「エサ」を与えることです。
それぞれのハムスターにはペレットなど決まったエサを用意していると思います。

たまに硬いタイプのエサをあげることで
食べながらかじって歯の伸びを予防できるんです。

一度美味しくたべてくれると、
かじり木やおもちゃのようにあきずに、すっと食べてくれます。

チムチムチップス

by カエレバ

 

必要な栄養素をバランスよく配合して作ったチムチムチップス。

硬い食感なので歯が一生伸びるハムスターにとって、食べながら予防します。
1つが大きいので何度もかんで頬袋にいれて、巣箱に帰って食べてる姿をよく
見ます。

小さなハムスターには、半分にカットしてあげて下さい。

yoyo
yoyo
チムチムチップスはお迎えしたころからずっとあげてます。
ちゃんと手で支えて一生懸命に食べてます。

ミルキュー

by カエレバ

 

原料のアルファルファはマメ科の牧草を硬いものを固めてできた
小動物用の食べられるおもちゃです。

天然素材でできた「ミルキュー」は
タンパク質・繊維質が豊富でおやつとしてあげるのにも最適。

 

どの対策に取り組んだか?

ハムスター3

育ててもう少しで1年になります。
だからこそ、分かったことがたくさんあって。

「お腹へった」「かまってほしい」「外に出たい」の時のアピールは
ケージをかむことはしないことが分かりました。

外に出たい 入口ドアをペロペロします。
お腹へった へやさんぽの時にアピール。足からよじ登ってきて
全力でアピールします。
かまってほしい 用事があれば目が合うと自分から寄ってきます。
呼ぶと巣箱から出てきます。

なので、ストレスを減らすための対策に取り組みました。

  • ケージを広くして、設置場所を移動した
  • 夜中は部屋に開放した

ケージを広くして、設置場所を移動した

ケージ全体

ケージの見直しをしました。

ケージの改善点

  • ケージを広くした
  • 床材を厚く盛って地中に巣箱を入れた
  • ケージの設置場所をリビングからキッチンへ移動

もともとのケージは右半分でしたが、息子がもっと広くしたいと言う希望もあり
左側1つスペースを作り、床材をたくさん敷いて下には巣箱を入れてます。
右と左のスペースの行き来に、トンネルをつけてみました。

今までいつでも気にかけれるように、ケージはリビングに設置してましたが
やはりテレビやゲームの音、友達が来た時に騒ぐ声がうるさいだろうということで
キッチンへ移動してみました。

夜中は部屋に放して自由にさせてる

勝手口

我が家の勝手口です。

部屋さんぽは以前からさせてましたが、やっぱりかじるのが気になって。
今では夜に「出して~」の合図があったら
そのまま部屋に放して朝まで自由にさせてます。

床から勝手口の床の段差には、長い紙製の筒を置いて
自由に上り下りできるようにしてます。
筒にある穴はかじったみたい。

勝手口2
夜中ずっとさんぽしている訳ではないので、念のため巣箱っぽいのを設置。
タオル部分はその中にお菓子の空箱を入れて巣穴っぽく。

 

夜中はこの空箱にいたり、筒にいたり自由にしてるようです。
筒をかじって今では自分で床材作ってたり。

おしっこやうんこは毎回トイレでしていないので
始めのころは汚れが気になってましたが
この空箱の中でしてるようなので定期的に交換してます。

今のところ壁紙をはがされたりはないので全く心配なしです。

【まとめ】対策の結果:ケージをかまなくなった

ハムスター4

いろんな対策をしてきたおかげで、最近はケージをかむことは
見かけなくなりました。

いくつか対策はしたものの、1番効果があったのは
夜中に部屋に放してへやさんぽさせる
だったと思います。

夜になると毎日「出して~」と入口をペロペロするので
外にでるのが楽しみではないかと思います。

ケージをかむのを心配してるようだったら
いろいろ試してみて下さい。
お世話するにつれてわかることもあります。